北原白秋『兎の電報』朗読mp3
えりすぐり100篇をまとめて無料でダウンロードしていただけます。
特典つき。詳しくはこちら
特典つき。詳しくはこちら
えっさっさ、えっさっさ、
ぴょんぴょこ兎が、えっさっさ、
郵便はいだつ、えっさっさ、
唐黍ばたけを、えっさっさ、
向日葵垣根を、えっさっさ、
両手をふりふり、えっさっさ、
傍目もふらずに、えっさっさ、
「電報。」「電報。」えっさっさ。
童謡集『兎の電報』(1921 アルス)に収録。初出は大正8(1919)『赤い鳥』10月号。佐々木すぐる・成田為三・弘田龍太郎の曲あり。
白秋は大正11年(1922年)、新潟市の小学校教師が作った【新潟市児童音楽研究会】の招きで新潟県師範学校に招かれます。
講堂で二千人あまりの児童を前に白秋は「ほうほう蛍」やこの「兎の電報」を歌い、手まねで即興の振り付けもつけて、会は大いに盛り上がりました。
その後、子供たちと一緒に外へ出た白秋が心地よい浜の景色に感動して、「砂山」の着想を得たのはよく知られた話です。
今でいえばアンパンマンのやなせたかしさんを講演に招くようなものでしょうか。
やなせたかしさんの名前は知らなくてもアンパンマンは日本中で知られている、それと似た現象かと思います。
詞の内容は電報配達夫を兎に見立てて、楽しく歌い上げたものです。
電報が始まったのは明治2年、白秋が生きた大正時代には電話はまだどこの家にもあるというものではありませんでした。それで緊急の連絡には電報が使われていました。
えりすぐり100篇を、まとめて無料でダウンロードしていただけます。
特典つき。詳しくはこちら
特典つき。詳しくはこちら