トップ > 海豹と雲 > 

目ざましきもの、花辛夷(こぶし)、
白き胸毛の百千鳥。

夏は岩が根、白牡丹、
百光放つ番い鳩。

秋は月夜の白かんば、
白き鹿立つ杣(そま)の霧。

へとう飛びゆく雲は冬、
鶴に身をかる幻術師。

何か坐(ま)します、山の秀(ほ)に、
雪の気韻は澄みのぼる。

すべての朗読音声を無料でお聴きいただけます。学校教科書付属CD・スマートフォン用アプリ等で採用されているプロの朗読です。なつかしくて新しい、情感あふれる白秋の詩の世界を、朗読によりいっそう豊かに味わえます。メールアドレスを入力して、「朗読をきく」を押してください。すぐに専用ページにアクセスできるurlをメールでお届けします。

携帯電話には届きません。パソコンのメールアドレスを入力してください。



メールマガジンの読者サービスとして無料公開するものです。後日メールマガジン「左大臣の古典・歴史の名場面」をお送りさせていただきます。すべて無料です。不要な場合、いつでも配信停止できます。当無料ファイル送付とメルマガ配信以外にメールアドレスを使うことはありません。第三者に開示することはありません。

解説

四季折々の「白いもの」を集めた詩です。枕草子の一節にもありそうな 感じです。

白ですからパァとその、白いイメージが広がるよう朗読しました。

これを録音してる時コンデンサマイクがぶっ壊れて焦りました。ブワーと燃えるような音が。原因はマイクかなマイクプリかなレコーダーかなと冷静にチェックする自分をちょっとカッコいいと思いつつマイクが原因とわかり修理に出します。