北原白秋『夜』朗読をきく
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「夜」に対して子供が抱く恐怖や不思議を沢山のイメージを連ねて描き出しています。

「滑らかな潟海」「ぬるぬるとくちなわの目が光り」とか「黒猫がふわりと」とか、感覚に訴える表現が多いので、そこを注意して朗読しました。

昔、新潮CDの「北原白秋詩集」で日下武史さんが朗読したこの「夜」を聴いて、本当に猫がふわりと歩ている図が浮かんできて、ビックリしました。

不気味な中にも、どこか懐かしさがあります。子供時代の思い出がよみがえるようです。 白秋の時代の夜は、現代よりずっと闇が深く、その恐怖も大きかったことでしょう。

(注)千金丹の鞄…「千金丹」は薬の名前。ここでは、千金丹の入った 鞄を持ってうろつく、妖しい密売人のこと。

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