北原白秋『瞰望(かんぼう)』朗読mp3
わが瞰望は
ありとあらゆる悲愁の外に立ちて、
東京の午後四時過ぎの日光と色と音とを怖れたり。
七月の白き真昼、
空気の汚穢うち見るからにあさましく、
北原白秋『時は逝く』朗読mp3
ドコモ・Sバンク→1
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時は逝く、赤き蒸気の船腹の過ぎゆくごとく、
穀蔵の夕日のほめき、
黒猫の美しき耳鳴のごと、
時は逝く、何時しらず、柔らかに陰影(かげ)してぞゆく。
時は逝く、赤き蒸気の船腹の過ぎ行くごとく。
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