あかき林檎

いと紅き林檎の実をば
明日こそはあたへむといふ。
さはあれど、女の友は
何時もそを持ちてなかりき。
いと紅き林檎の実をば
明日こそはあたへむといふ。

解説

エロイことさせてやる、させてやると言いながら全然させてくれないということでしょうか…?他に解釈が考えられないんですが。

白秋の詩にはけっこう林檎が登場します。「銀座の雨」など。また、「君かへす朝の敷石さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ」これもよく知られた短歌です。

林檎つながりで島崎藤村「初恋」も欠かせないです。

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朗読・解説:左大臣光永