初秋の朝飯

正眼に観入る
白芙蓉。

幽かに聴くは
潮のひびき。

秋はすずしき山水に
時たまひたるわがこころ。

白の朝飯、
白芙蓉。

今朝も身に染む
水しぶき。

解説

岩波文庫の「北原白秋詩集(上・下)」には収録されておらず、江古田の古本屋で見つけた「白秋詩抄」に収録されてました。

こちらも岩波文庫ですが、あまり一般書店で見かけないので、絶版なのかもしれません。いい買い物をしました。

サワヤカでいい詩だと思います。「落葉松」に通じるサワヤカさです。白の色彩が眼にまぶしいです。

「潮のひびき」「水しぶき」と、聴覚に訴えることも忘れていません。

北原白秋は「白」に特別な思い入れを持っているように思えます。ペンネームからして【白】秋です。

」「白鷺」など、「白」が印象的に使われた詩がけっこうあります。

レコーダーにSonyのHi-MDを使っています。MDの上位機種という位置づけらしいですが、恐ろしく使いづらいです。

まず、録音中に3秒くらいの「間」があくと、勝手にファイルを区切ります。だからゆっくり読む朗読ではブツブツとファイルが細切れになり、何百というファイルが出来上がってウンザリします。

これを設定によって区切らないようには出来ません。いくらマニュアルを読んでもその方法は示されていません。製品上の仕様です。

そして拡張子はSony独自の拡張子をわざわざwavに変換しないといけない二度手間で、まったくユーザーのことを考えてない身勝手でわがままな仕様です。

ソニーの凋落を目の当たりに観測できるという意味では興味深い機材といえます。ただ他の機材に比べて雑音がとても少ないことだけは、スゴイと思いました。

水墨集

朗読・解説:左大臣光永

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