てくてく爺さん

月は東に、日は西に、
てくてく爺さん、丘のうえ。

あかい頭巾に竹の杖、
しょったお籠は、百合ばかり。

てくてく爺さん大きいな、
影が長いな、いつまでも。

丘はうねうね、草の丘、
ひとつ下りれば、またのぼる。

月は東に、日は西に、
てくてく爺さん、ほいょほい。

与謝蕪村の「菜の花や月は東に日は西に」を下敷きに、牧歌的雰囲気を描き出しています。

童謡

朗読・解説:左大臣光永