けふもけふとて気まぐれな、昼の日なかにわが涙。 かけて忘れたそのころに 銀の時計も目をさます。
思い出し笑いならぬ、思い出し泣きをしてるんでしょうか?悲しい出来事があって、それからずいぶん時間がたった真昼間にそれを思い出す。
または、特に出来事がないのにむやみに悲しい気持ちになるとか。
その様子が、ベルの鳴る時間をセットしていて忘れたころにそれが鳴る、時計の様子に似てるという話です。
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